日記、あるいは、ある断章の提示

2006 1/16〜4/8



民主は小沢で落ち着く。自民はとうぜん警戒態勢。今後、もし民主が盛り返してきたら、小泉らはまず民主内に工作員を送り騒動を起こす。それでもだめなら小沢に毒を盛るだろう。裏社会が役割を買ってでるかもしれない。
小泉が安泰だったのは名目と実体のかけ離れた『改革』を官僚が余裕をもって見ているから。もし将来、官僚改革が見えてきたら、官僚が結束して破壊工作を進めるはず。事前に官僚内にスパイを置くべき。(8/Apr/2006 T.S.)

TV各局で「一澤帆布」の相続争いを報道。京都の老舗カバン店、遺言状を捏造して自分の有利に導いた元銀行員の長男と、カバン店社長を長年務めていた三男。最高裁は長男を勝たせて会社の権利も長男に移ったが、カバン職人がすべて辞めて三男と新たな店舗をすぐ向かいに開店という話。
長男は裁判で勝って、財産も店舗も手に入れたが、職人と顧客の心は離れていった。「物作り」とは何かを古都の騒動が教えてくれるし、日本の裁判官の無能さもよく分かる。(6/Apr/2006 T.S.)

前原やっと辞職。このタイミングでは、野田氏が西澤氏に金払う予定があったことが出そうだから辞めたととられてしまう。国民一般はまだ明快になっていないと感じているはず。
射水病院での話題。病院内の派閥争いではないかという情報もあるし、第1報と事実関係がずれていることもある。警察情報のマスコミの垂れ流し構造がここでも見える。マスコミはすでに政府や警察の広報機関ていどのものであること。(1/Apr/2006 T.S.)

橋本元総理への日歯連からの1億円献金、村岡氏の裁判は無罪。橋本氏の関与を裁判長は示唆していたが、これでまた藪の中。東京地検の無能さが明らかになった。昨日のNews、財務省は消費税22%になるかもと国民を脅して、10-12%を確実にするつもり。日本の『公』はおしなべてメルトダウン寸前。(30/Mar/2006 T.S.)

東京の桜は満開。そろそろ花見気分かというなか、あの姉歯氏の妻が自殺のニュース。そういえば耐震偽造問題、国会ではまったく放りっぱなし。将来、さらに多くの被害者を生むことであろう。
この事件が起きたとき、「安いマンション買うのが悪い」という意見もあった。私はそれ以前に自分が住む家を赤の他人から買うという行為が不思議だった。田舎で家を建てる場合、だいたい知っている人間に家を建ててもらう。都会などで商品を買うように建て売りを買う人々はおかしいと思っていた。明らかに文化の停滞を示していると思う。
最近、実家の改装をしているが、簡単な図面は私が書いて工務店に指示するし、現場での細かい変更にも随時確認を入れる。だいたい、家というのが買った時が完成ではない筈。住みながら、直しながら作るべき物。『住む』という季刊誌の最新号でも「知的セルフビルドのすすめ」という特集があった。山小屋ではもちろんセルフビルドを楽しんでいる。(29/Mar/2006 T.S.)

天気予報も悪くないのでドライブで顔振峠へ。桜はまったくまだだが、標高がけっこうあるここは、やっと梅がいい感じ。いつも気持ちがいい場所だ。ソバ食ったあと、忘路庵カフェが先週から再開なので旨いコーヒーを飲みに行く。
帰りに温泉を探しあぐねたが、やっと狭山の温泉にたどり着く。先に上がってTVを観ていたら大相撲。大関を陥落させないための2番の八百長でしらけ。観ていたおっさんたちも勝負の直後に「なんだ八百長か」とTV前を去る。
相撲の八百長だけでなく、政治の無策、公務員の厚顔などに長い間慣らされて怒る気力もない情けない生き物が日本人なのだ。(26/Mar/2006 T.S.)

昨日、ホントに久しぶりに映画を観に行った。ゴダールの『アワーミュージック』の追加上演の最終日だったのであわてて出掛けた。でも金曜夕方の観客は十数名。ちょっと寂しい思いもしたが、ゴダールの最新作はあいかわらずいい。
個人的には「Passion」の頃のゴダールが好きかな。また、かなり昔のゴダールがリバイバルしているみたいで、若い人には新鮮かも知れませんね。学生の頃、ゴダールやブレッソンなどの自主上映を観まくっていました。映像作りを目指す学生などは是非ブレッソンを観てほしい。 (25/Mar/2006 T.S.)

永田議員、ようやく「西澤」氏の名前を言った。しかし前原がここまで引っ張ったのは何故?引っ張って居る間に逆転ホームランが出る予定だったのなら分かるけど、何もなしで引っ張るのは疑問。かつて宮沢派が「お公家さん集団」と呼ばれたが、最近では松下政経塾への風当たりが強い。BR> WBC優勝した王監督への絶賛の嵐だけと、メキシコが負けていたときはどんなになっていたんでしょうね。きっと王監督はぼろくそ言われたんでしょう。最大の功績はあの審判でしょうか。組み合わせも含めて米国の傲慢なやり方がよく分かったのだから。
BSE問題では、米国内で1企業が全頭検査をさせてくれと農務省に提訴した。日本に売りたいから当然の考え方。昨年、小泉が政治決着させたことが事態を悪化させ、解決策が出せなくなっている。
(24/Mar/2006 T.S.)

WBC、日本は韓国に惜敗。勝ったら兵役免除が条件だと向こうは強いよね。王監督も短期決戦には弱点があるかも。藤川出したときにダメかもと思った。不参加の松井らへの風当たりが強くなるでしょう。
スケート連盟の疑惑浮上。やっぱり脂ぎった城田部長には裏があったようです。荒川の賞金までピンハネしてたという話も。
(16/Mar/2006 T.S.)

スコット・ロス(Scott Stonebreaker Ross)のチェンバロを聴いている。1989年、38才で急逝した、まさに天才と呼ぶにふさわしいチェンバロ奏者。暗鬱とした気持ちにさせられる社会状況が続く今日にあって、彼の演奏は至福を与えてくれる。
スカルラッティの555曲をいっきに演奏した34枚組のCDはさすがにまだ入手していないが、その抜粋19曲が「スカルラッティ・ソナタ選集」として出ている。なんとその驚愕の演奏CDがわずかに1000円。私には数千万円する趣味の悪いマンションなどよりも、遙かに価値のあるCDである。山の谷間に湧く1杯の清水の旨さが、世の中すべてのファミレスの食事の総和よりも価値があるようなものか。
今年は山小屋でチェンバロのコンサートを催そうかと思うこの頃。このサイトを参照あれ。<Scott Ross 礼賛>(4/Mar/2006 T.S.)

ドリス・モンテイロ(Doris Monteiro)の最後のソロアルバム(1976年)を先日手に入れていた。小泉はじめ卑屈で狡猾な人間が増えてしまって、ニュースに散々な思いをすることも多く、このアルバムをかけては少しほっとしている。だれにでも、ありきたりの場所(LUGAR COMUN)にもニュアンスに溢れた豊かな時間は流れている筈。
世界の高校生アンケートで、日本の高校生は他国に比して向上心が著しく低いと伝えていた。いい成績や高学歴などはもう目標ではなく、のんびりした日々を過ごせたらいいと答えている。評論家やメディアはさっそく「ゆとり教育」の弊害だとか言っているが、つまり大人達が作ったこの社会を、子供達はまったく信用していないことの顕れ。今の社会での成功者は一部のエキセントリックな子供以外にとって目標ではなくなっている。
永田除名で、自民議員が除名を叫び、小泉がそこまでしなくていいと発言し、評論家など小泉を持ち上げたりしているが、それはアホ。たとえば、市民が数人のチンピラにからまれているところに親分格が「まーまー」と言って仲に入りその場を収める。市民は親分格の言いなりになるしかない。小泉というのは出自も含めて本物のヤクザなんだからね。日本人はほとんどヤクザの子分。(3/Mar/2006 T.S.)

なんだ永田は平謝りしちゃったのか。これでは懲罰動議での除名はなさそう。どうせならもっと自民を怒らせて『除名』決議させて(自民公明で2/3を越えてるからできる)、あとからライブドア疑惑がちゃんと出てくるのが面白かったのに。だいたい虚偽質問くらいで『除名』なんてするのなら、多数党がすべての野党議員を除名に出来るわけで、議会は必要なくなるのだ。(2/Mar/2006 T.S.)

杉村泰大蔵議員が初質問。意味不明な質問多かったようだ。「勝ち組、負け組」という言い方が嫌いらしいことを述べていたが、なかで大蔵がIT長者にワインをご馳走になった時の話題を披露。『17万円のワインを開けたときにコルクを嗅いで、これはダメだと言って、ワインをじゃぶじゃぶと捨てたのです。なんということだ』と意味不明な発言。ワイン銘柄は不明だがたとえ高価なワインでも傷んだら料理用でしかない。大蔵はワインを知らないというだけの話。(1 5pm/Mar/2006 T.S.)

永田の中途半端な謝罪は戦略かと思っていたら違ってるみたいだ。たんなる打ち合わせミス。自民はできるだけ長引かせたい。ここまで来たら、さらに自民・武部を怒らせて告訴させるのがいちばんいいと思う。永田を生け贄にして攪乱作戦にもちこむことも考えられるが、永田の知能に問題あり。(1/Mar/2006 T.S.)

このところ冷える日も多く、沈丁花のつぼみはなかなかふくらまない。
荒川帰国でTV大騒ぎ。選手はエコノミーで往復だが、荒川だけ帰りはビジネスクラス。でもJOC役員にはファーストクラスもいるという不思議。荒川にへばりつき「コバンザメ」で注目を取りたかった安藤は隔離されてすでに商品価値無し。就職先トヨタはどうするの。
カーリングチームもかなりの注目度だが、せいぜい数日でメディアの熱も冷めるのだろう。海外のカーリング場にはBarが付いているところもある。歴史は古いらしく、おっさんたちが賭てやってたのだろうし、そんな雰囲気のカーリング場があればいいなと思う。
民主・前原は当然なにも技が無く、すでに死に体。検察が政治ルートをどこまでやるかは不明だし週刊誌に期待するしかないという日本の不遇。(28 11pm/Feb/2006 T.S.)

まずは永田会見。野田辞任でおしまいらしい。あとは前原がどううまい言い訳を用意するか。しかし永田会見のなかの「まだ事実解明はのこる」という発言にたいして与党内で反発があり、ノータリン安倍などが早速食いついた。後ろめたい所のある人間が反発しているようだ。細田前官房長官などは「あれで良い」とコメント。与党内に微妙な温度差を生んだのは収穫。さて武部の発言が楽しみ。
永田は党員資格停止半年。今後、衆院での懲罰動議で自民が「永田辞職」を強行して、あとで疑惑が出たら自民は大打撃になる。やりすぎると民意がまた逆転する可能性もあるからぼちぼちの懲罰でしょうか。(28 6pm/Feb/2006 T.S.)

民主はたいした処分がなさそうだという報道。もしそうだとしたら全く読み違えている。下2名の処分が出来ないなら、逆に前原だけが辞任伺いをたてるというのがいいかも知れない。国会中ですぐには辞められないかも知れないが、期間を決めて辞任声明をする。その間に手柄を立てて周りから辞めなくていいという声を上げさせればいい。少しは技を使わなくてはね。とにかく潔いという印象を植え付けられれば明日がある。(28/Feb/2006 T.S.)

永田議員が明日会見をするという。もし永田・野田・前原が謝罪だけで済ませたら最悪。世間の空気を読めなければ政治家にはふさわしくない。永田辞職、野田辞任までやらないと次には進めない。永田辞職でも比例区で繰り上がるのだからいいじゃないか。
皇室問題。出産まで男女の発表はしないといっているが、たぶん安倍晋三には情報が入るだろうから顔色見てればわかる。男系・女系での議論で「万世一系」などとほざいている輩がいるのは笑える。皇室像というのは明治政府が作った「フィクション」であるのは明らか。天照大神は当然女性だし(岩戸のまえでストリップ)もともとは、あまり男女を区別しない宗教。南北朝や継体天皇のときに血が切れているし。詳しくは『中央公論3月号』をご参照あれ。(27 6pm/Feb/2006 T.S.)

荒川と村主の尋常でないライバル関係をきのうからTVで伝えている。仲が悪いのは有名だったらしい。でもこの報道で、いろいろ明快に思えた。本番で荒川はなぜ3-3-3回転などをせずに無理をしなかったのか。金メダルを狙うのなら普段のプログラムをこなす必要があったと思う。たまたま他2人がこけたので金になったが、どちらかが完璧な演技をすれば金は取れなかった。それは安全に銀か銅を確保したのでなく、あくまでも村主には勝ちたいという意識ではなかったか。SPで差があり、無難にフリーをこなせば村主には勝てるのである(メダルもどれかは取れる)。
村主は閉会式に出ずにすでに帰国したという。4年後に向けてすでに始動したというがどうだろう。努力家なのだが、勝つまでは辞めないという姿勢にはどこか病的なものも感じる。次回、3アクセルを飛べないようではメダルは無理だろう。安藤も4回転どころか3アクセルも飛べない。アクセルが出来ないのだ。
それよりもまず、最低限のしつけも出来ていない娘を出したという醜態をなぜマスコミは伝えない。海外メディアで安藤はぼろくそで日本の姿勢が疑われている。(27/Feb/2006 T.S.)

まだTVでは安藤が4回転に失敗したとほざいている。それこそ偽装。審判には3回転やると提出していて、実際ビデオを観れば3回廻ってこけている。実況のときのNHKだけに批判的なコメントがあるようだ。マスコミのアホぶりは追求すべき。
今回重要なのは、初めて白人以外が金メダルを取ったということ。これは大きな一歩なのである。無言のうちの差別というのはまだまだ多いのだから。(24 12am/Feb/2006 T.S.)

荒川金メダルでやっとマスコミもひともうけできると騒いでいる。コーエンやスルツカヤのピークが過ぎていたのがラッキーだったけど、不振だった荒川の居直った気持ちが良かったのでしょう。もし、事前の成績があがっていたら、コーチも曲も変えるきっかけがなく金は取れなかったかも知れない。
安藤はいまごろになってケガが完治してなかったと言い訳が見苦しい。4回転に挑戦したと吹いているが、審査員に提出した記録は3回転になっている。むりやり衣装を作らされたワダエミもいい迷惑。TVとかはワダエミの素晴らしい衣装とか囃してしたが、誰が観てもフィギアにあっていない。しかも安藤が服がきついと言ってなんども直させられた。自分が食い過ぎて太っただけなのに。もうスポンサーの意向にそっただけの選手選考は止めなければならない。(24 /Feb/2006 T.S.)

永田議員入院というが、直前にクラブハウスサンドを食ってたらしい。ずるずる伸ばしている前原は、なんとか検察が別の案件で政治がらみを捜査してくれるのを待っているのだろうか。たとえ後日、自民に捜査が入ったとしても永田問題にきちっと対応できなかった前原にもう力はない。菅あたりは新党立ち上げを考えている可能性もあるが、それは参院選・統一地方選にあわせている筈。今すぐに民主分裂はむつかしいかも知れない。
でも前原がもたもたしている間に新党立ち上げをにおわせたほうが面白い。民主は3つくらいに割って政策の違いをはっきり出すといいだろう。そうするとまず公明をはずした連立が出来、その後本格的な政界再編へ行くかも知れない。あと、菅とかが社民党に移動するというのが楽しいかも。キャリアウーマンと団塊世代だけをターゲットにした社民党というキャッチはいかがでしょう。(23 10pm/Feb/2006 T.S.)

カーリングがかなり取り上げられている。カーリング放送不要と書いていたフジTVのHPは記事が削除されて、昨日の朝のフジ番組では選手を中継でインタビュー。先日のNHK夜のカーリング放送がなんと13%という高視聴率だったから(他の放送はだいたい5%)。視聴率をかせげるならなんでもいいという変わり身の早さ。
フィギアSPはさい先がいい。これでメダルはほぼ間違いないだろうが、この手柄の独り占めをたくらむのはもちろんスケート連盟の城田。安藤の不振や荒川の度重なるコーチや曲の変更の原因をつくり、スポンサーべったりで疑惑のオリンピック選考を指導した城田であるにもかかわらずである。荒川のSP採点のときに右側にいて大喜びしていたおばさんです(ちがってました、似てるけどもっと脂ぎったおばさんです)。JOC+スポンサー+メディア(とくにTV)の癒着ぶりと馬鹿げた盛り上げ方に嫌気がさして、貧乏くさくて素朴なカーリングが好感をもたれるのは当然であろう。(参考サイト:<日本フィギュアスケート界の暗闘>)(23/Feb/2006 T.S.)

カーリングは残念ながら7位で予選敗退。でも2chでは盛り上がっていたみたい。今回のメダル低調五輪では「スノボ他」がイメージダウンして「カーリング」がその面白さを認められた感じですね。競技者のキャラクターもまったく違った。スポンサーも付かず、遠征費用もなく、町民がカンパして後押ししたマイナースポーツが表舞台で少し注目を浴びた。そんななか、フジTVのHPで「カーリングなんて流すな」と書いた記者がいる。金にならないスポーツはいらないとばかりの発言。なんだホリエモンに買収されてもされなくても同じだったんだ。(21/Feb/2006 T.S.)

永田議員の自爆はどうも避けられないようですね。比例区での復活だったから次が繰り上がるだけだし議員辞めればって感じですね。東大卒なのに大蔵省でも政治家でも落ちこぼれてしまいました。職業を間違えています。まあ武部周辺での金の流れは検察が立件してくれるのを待つだけでしょう。
トリノは皆さん冷めてしまったみたいです。フィギアもだめだった時のワイドショーの反応が楽しみです。そんな中で注目がカーリング。小野寺はテクニックは素晴らしいがプレッシャーに弱そうで、前半の敗戦はリードしていたのにミスでの逆転負け。そしてもう後がなくなったので、ふっきれての連勝。でも最終戦最終投はものすごいプレッシャーになるからどうか。(20/Feb/2006 T.S.)

山小屋について心配な情報が入る。かなりの積雪で数軒つぶれている可能性があるという。1ヶ月以内に見に行くという事らしく、その時に真偽は分かる。たしかに里でも大雪だけでなく雪も重く懸念される。つぶれれば今年度の営業は絶望となる。
さて下界で、民主の永田氏の『3000万円振り込み・堀江メール』はいかにもいかがわしいネタで、メールのヘッダーが分からないなど普通であれば取り上げないのだろう。永田が騙されたのだろうし、偽物なのだろうが、即座に小泉が『ガセネタ』発言したところが引っかかる。事前に小泉はこの『偽メール』を知っていたという事になる。政界にすでに廻っていた偽メール情報であるか、そうでないとしたら永田に『偽メール』を掴ませたのが官邸関係であることになる。(19/Feb/2006 T.S.)

トリノオリンピックが始まった。JOCはメダル5個とか言ってるけど無理なんでしょうね。視聴率を上げたいからメディアは騒いでいる。政治家も話をそらしたいから好都合。まあハードディスクレコーダーとかあるから、寝不足人口はそれほど多くないでしょう。山小屋ではワールドカップとオリンピックの時にお客が減りました。ことしの6月もそうかな。(12/Feb/2006 T.S.)

沖縄での野口氏死亡については、警察・マスコミは自殺で終わらせたいが、ネットなどで疑惑情報が飛び交っている。やはりベースは沖縄利権に暴力団がかんでいるからだろうし、小泉・竹中コンビで進めた規制緩和は裏社会の利権を拡大する目的もあった。普通にニュースを見るだけでも沖縄県警ー暴力団(またはフロント企業)のコンビでのもみ消しが見えてくるが、当然その先には政治が絡むだろう。まじめな警察官も多いのだろうが、警察への不信はさらに増大していくだろう。
ヤクザ出身とも言える小泉の学生時代の婦女暴行にかんする裁判で、なぜか当時の調書が紛失している。都合の悪いものはすべて消えているらしい。森元首相の買春記事の裁判では、当時の調書はなぜか証拠として取り上げられなかった。次期首相とされる安倍氏の黒い噂もじつに大きく、つづけてヤクザ総理という情けなさ。警察も裁判所もすでに権力の犬でしかない日本の将来は暗い。マスコミも護送船団で高給に支えられたサラリーマンにすぎない。(10/Feb/2006 T.S.)

山本理顕編「私たちが住みたい都市」/平凡社の磯崎新ー宮台真司の対談がおもしろかったですよ。『僕自身は、「脱中心化」に棹さしつつ、「脱主体化・脱標準化」には徹底して抗うべきだと思っています。なぜなら「脱主体化・脱標準化」は直ちに「うまく生きることと、まともに生きることの乖離」を意味するからです』とあります。(6/Feb/2006 T.S.)

週末、体調くずして寝込む。メディアはネタが豊富すぎて編集に悩みそうなこの頃。パレスチナではハマスが選挙で圧勝。ブッシュはさっそくハマスとは交渉しないと言っているが、少なくとも公正な選挙だったのだから、気に入らない民主主義は抹殺すると言っているようなものでお笑い。イスラエルとパレスチナ、それぞれの強硬派の間での歩み寄りこそがもっとも和平に近いのだ。そのハマスは1967年の第3次中東戦争以前の国境を前提とするならイスラエルと停戦すると条件を出した。パレスチナへの援助を止めようとしている米とEUだが、最低限の援助は残して交渉すべき。日本の外交に力があれば今こそ出番であるのに。(30/Jan/2006 T.S.)

Newsはフジのライブドア買収もほのめかしているが、そうだろうか。すでにフジのライブドア株はおおきな含み損を出している。少しでも損益をへらしたいだろうから、株価を落としたくない。フジが買収するという可能性が株価を支える要因になる。これも小さな「風説の流布」である可能性あり。ライブドアの新経営陣にも同じ利益があるから会合を持ってアピールしたいだろう。
うちのADSLを早いのに変えたが局からの距離があって、実際にはあまり上がらない。光もいいかなとは思うが、うちのマンションは戸数が少なく、ホームタイプしか対応しないのでまだまだ高い。東京に半年しか居ないしね。隣の部屋が空いているので、知人が入ってくれて一緒に使えばとは思うのだが。(26/Jan/2006 T.S.)

ディズニーがピクサーを買収。ピクサーの大株主だったアップルのS・ジョブスがディズニーの最大株主になったようだ。iPodの動画配信もすでにはじまっているし、なんだかアップルは調子が良すぎ。私のiPod-photoはまだ動画には対応してない。特に動画はどうしても必要ではないが、どちらかというと通信が合体してのスマートなスタイル、インタフェースが望ましい。うちの押入にはMachintosh-Plusが入っている。当時で40万円くらいしたと思う。(25/Jan/2006 T.S.)

堀江氏の事情聴取はじまる。1/16のライブドア捜査はじつは次週に予定されていたようだが、NHKが誤報をだしたため急遽当日に変更したらしい。ということは誰かがNHKなどに捜査情報を流していたと言うこと。当夕のフジTVの勝ち誇ったような特集報道もうなづける。何故この日にあわせてNHKがリークしたかと言えば、当然小嶋社長の喚問前日だからだ。したがって自民、安部あたりがいちばんあやしい。自民とNHKとの癒着はみなさんご存じですね。(23 evening/Jan/2006 T.S.)

東京の雪もほぼ消えて月曜が始まった。今日もライブドアはストップ安でしょうか。堀江達の夢は終わったのでしょうが、刑務所に入ったとしても彼らはたぶんさばさばしたものではないか。たとえ世界一の企業?になったとしても、ゼロに戻るであろうことは想定していたはず。ギャンブルだったのだから。小泉も結局は政局のギャンブルしているだけ。ようやく危うい人間であることを分かる人の発言が顕著になりつつあるが、まだ50%超の支持率は笑い物。(23/Jan/2006 T.S.)

これまでカードで自動引き落としだったプロバイダの料金請求が郵便で来た。おかしいと思ってあちこち電話したら、半年東京にいない間に、一回残高不足だったらしく、それでカード支払い停止になった。翌月にまとめて引き落とされたようなのだが。カード会社はカード自体は使えますとの答え。またカード引きおとしの手続きをすればいいらしい。山にいるから連絡がつかないし、たぶん以前登録した電話はIP電話に変えたのでなくなっている。ネットで私の名前を検索すればすぐに見つかるのですけどね。
いろいろ手続き終わらせて、街にでる。快晴の東京はえらく風が冷たい。今夜には雪になるという。またまた本や、CD屋めぐりで大散財してしまい懐が寂しい。スクーターでの帰り、日暮れ時の快晴の空も、帰途につく学生などが行き交う街も美しい。とても平和な景色なのだが、この平和はあと少しでお終いではないかという予感がかすめる。
ライブドアは毎日ストップ安である。何人かは起訴されるのでしょう。そして、株価が50-100円あたりで誰かが買収に動くかも知れませんね。有名人になったホリエモンであるが、その財力のわりには幸せそうにも豊かそうにも思えなかった。若い人は違うかも知れないけど。今の日本では金をたくさん持っていればいるほど豊かに見えない気がする。
帰りに近所で桜餅を買い、家でほうばる。素朴だが、丁寧な作りの和菓子屋だ。豊かさのベースはこんなところにあると思う。(20 evening/Jan/2006 T.S.)

毎日話題に事欠かないので小さな事故や犯罪やっている人にはありがたい昨今かもしれませんね。今ならニュースも見逃してくれます。ライブドアはいちばんあざといやり方だったから捕まるだろうけど、他はこれからどうするのかな。たぶん厳密にすれば外資やほかのITとかも捜査しなければならないが、とても手が回らないのでひとつ見せしめでお終いでしょうか。
個人投資家の投げ売りによるミニブラックマンデーは夏までにあるだろうと思っていたが、別のかたちでさらにミニなものとしてあらわれましたね。東証のシステムの脆弱性が海外から笑いものですが、日本の様々なシステムには大笑いのものはたくさんあるでしょう。以前、CGのソフトを開発時、私が構造など誰が観ても分かりやすいプログラムを書いていたとき、それを外部の方が見てその明快さをほめられたことがある。私は当たりまえの事をしているだけなのに、当時は煩雑なプログラムでも動いていれば許されていたということ。それは程度が低い。東証のシステムは拡張性に問題があるようだが、海外の取材で言っていた人があるように「プロの仕事ではない」ということですね。まあ予算だとか日程だとか、上司がそれでいいと言ったとか色々あるのでしょうけど。(20/Jan/2006 T.S.)

何度か新潟の実家の雪下ろしで行き来していて、さきほど東京へもどった。夕方TVではライブドア捜査を伝えている。最近、ライブドアは不動産屋を買収したが、それは裏社会の出店のような会社。昨年、フジの騒動のときにも裏金融との繋がりがかなり濃厚らしいし、騒動の主要メンバーは全て(敵も味方も)つるんでいたという情報もある。「風説の流布」が今回の捜査対象らしいが、それ以外のネタが見つかる可能性はある。選挙にもでたホリエモンだったが、裏社会と自民をつなぐフィクサーにでもなりたかったのかも知れないですね。
そして、このタイミングが明日の小嶋証人喚問から話題をそらすためなのでしょうし、そうであれば警察・検察などはすでにただの家畜程度の生き物。たぶんメディアも。(16/Jan/2006 T.S.)


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