2004年5月〜6月

■はげしい雷雨ありました。(6/29)
19:50、雷のあと、ものすごい雷雨。まさにCATS & DOGS。表にいれば1秒でパンツまでびしょぬれになりそうな豪雨でした。これで沢がきれいになりますね。岩魚も登りやすくなるでしょう。釣りで7/1から予約のEさんはいいタイミングになりそうです。7/4の山開きのときだけは雷神さんにお休みいただきたいものです。

■ちょっと雷雨ありました。(6/28)
2pm過ぎ、雷雨ありました。雨量はそれほでではないですが、これで雷雨のくせがつくと魚が動いてくれます。本流はちょっと濁りがあるようです。昼飯によった方が岩魚の尺越えは2本上げたようです。皆さんご存じのハヤの名所のところです。その方はルアーなのでハヤがかからずに下の岩魚にとどきます。餌釣りだとハヤ退治で四苦八苦するところですね。

■静かな土曜日。(6/26)
人通りがない土曜ですね。しとしと降って、車も少なくたいへん静かです。週末なのに作業がはかどってしまいます。釣りも湖釣りからハヤ釣りへ、そしてこれからが沢釣りなのですが、ちょうど狭間の時期です。
食堂整備はほぼ完了といったところ。定位置のなかった仏像にも安住の地が見つかったようです。

今年、「キッズアースワイン」をヒュッテに置いています。売り上げの一部が世界の子供達を支援するために使われます。『子供地球基金(NPO法人)』は世界の子供達の絵を集め、その絵が苦しんでいる子供を救う基金を生みます。ポンピドーセンターを初め世界で展覧会が催され、8カ国には「キッズアースホーム」を設立してします。4本のワインラベルには子供達の絵が使われていて、私がラベルとパンフレットのデザインをさせていただきました。バカボンもお薦めの美味しいワインをどうぞ。<KIDS EARTH FUND>
昨日キャンプで今日平ヶ岳に登られた3人がもう1泊されて、しかもキッズアースワインをお買いあげいただきました。有り難うございます。ハードコースの後のワインはさぞ利くでしょうね。


■7/3宿泊余裕あり。(6/25)
7/4平ヶ岳山開き宿泊当番で、7/3泊は貸し切りの予定でしたが人数が多くなく、まだ宿泊可能です。
今週末はしばらくぶりの雨つづきで客足もぱったりですね。他の宿も同じらしい。この数年、天気予報を見て宿泊を決める方がほとんどで、予報によって客足が極端に左右されている感じがします。とくに山登りの場合が顕著で、平ヶ岳登山口の車の数がそれを表しています。

山行きはしかたないにしても、一般の旅行も同じようです。もちろん天気のいい旅が気持ちいいでしょうが、すべてプラン通りの旅なんて何でしょう。リスクを避ける気持ち、トラブルを楽しめない余裕のなさも少し感じます。旅の文化というものが無くなってしまったのかも知れません。飛び込みを断る宿の姿勢もいただけません。4人以上の飛び込みはちょっときついけど、うちは出来る限り飛び込みは受け付けます。でも仕入れで山を下りて、居なかったらごめんなさい。
ヒュッテで雨に濡れた緑もなかなかいけますよ。梅雨でもさらっとして暑苦しくないのが山の良さですね。煙草を吸う山人が言ってました「雨でくもったときはピースが旨い」。
で、写真の蛙はモリアオガエル。特大です。外のトイレにいてその大きさにびっくり。全長8-10cmはあった。


■7/4は平ヶ岳山開き。(6/23)
恒例の役場主催、平ヶ岳山開きは7/4、今年の宿泊当番となっており、7/3泊は貸し切りの予定です。まだ人数が確定していないので、人数が減った場合は宿泊可能です。雪消えが早く、今年は木道が雪の下なんてことはありませんが、かえって草が伸びているかもしれませんね。


■濁っています。(6/22 8:50am)
台風の雨は21日夕方強く降りましたが、量としてはそれほどでもありませんでした。今朝はしだいに増水し写真のように濁っています。でも夕方か明日には澄んでくると思われますし、すでに釣り人もいました。雨から増水までの時間差があったので雨が多かったのは尾瀬ではないかと思います。
まだ強い雨の回数が少なく、冬のよごれが出きってないので泥は出るでしょう。


■毎日塩焼き。(6/21)
まだまだ渓流シーズンまっただなかではありませんが、お客さんはきちっと塩焼きサイズは確保されています。一昨日はなんと自転車で来たAさん、今晩は秋の桜マスの偵察で来たTさんグループの塩焼きです。


■あやめ咲く。(6/20)
昨日からヒオウギアヤメが咲き出しました。もう夏が近いなと思わせます。
1週間ほどはやめの開花ではないかと思います。
台風が近いのでしょうか、かっと晴れて蒸したり、濃い雲がでたりと不安定。まだ雨は降っていません。釣り人もぼちぼち来ています。


親会社で廃棄の椅子をもらってきました。まず枠をはずします。3つ合わせたサイズの木枠を作り簡易塗装します。ばらばらの3つを乗せて、カバーを掛ければできあがり。でもビニールなので滑ります。張り替えるか、工夫したいと思っています。

■平水。(6/18 7am)

今朝6:50の大津岐橋・定位置写真です。夏よりは多いが、まず平水ですね。濁りもない。この時間、けっこうあわただしく車が動いていました。多くは福島のハヤ釣りではないかと思われます。朝は久々に曇って、鳥の声も少なく雨が近いことを予感させます。

■ああ快晴。(6/16)
連日の晴天です。ひさびさに朝は冷えています。乾いた風で下界もきもちいい天候でしょうが、こちらはまた格別ですね。夜は満点の星空。ミルキーウエイが見事です。
常連のKさんがキャンプをされながら釣られていましたが、やはりこの時期、ハヤは多いそうです。でも朝晩でなく、昼の時間帯にけっこうヤマメが釣れてたそうです(本流)。この数年、岩魚よりヤマメのほうが釣り人を楽しませてくれています。まあ、岩魚が減ったということかな。もちろん沢に入れば岩魚なんでしょうが、今年の雪代の早い消え方で沢がどうなるかちょっと不安。

■平ヶ岳も残雪少なし。(6/13)
写真は恋の岐方面からの平ヶ岳。もう頂上にも残雪がわずかなのが伺われます。平ヶ岳の山開きは7/4。今年はぬかるみも少な目かも知れませんね。山菜もほぼ終わりで、草木もじゃんじゃん伸びています。
今日は葎沢まで行って来ました。実はこのヒュッテの最初の管理人だった戸田先生のお宅があるのです。先生というのは何故かというと、以前この地区にあった鷹巣分校の先生だったからです。その後、新潟県内で数カ所を努め、先生を辞められたあと小白沢ヒュッテの管理人となって夏を過ごされていたのです。その戸田先生は俳句や絵をたくさんのこされていました。このたびたまたま三女のかたの旦那さんからメールをいただいてお会いし、その素朴な絵を私はかなり気に入ってしまいました。残念ながら戸田先生はすでに他界されていますが、近日このHPでご紹介したいと思っています。


■クワガタ参上。(6/12)
まだ小春ゼミは鳴いていますが、すでにヒュッテにクワガタが迷い込んできました。今年はいろいろな現象が早いような気がします。尾瀬や平ヶ岳の花も早そうなので注意ですね。また今年は檜枝岐がたいへん混み合っているようです。関東側から尾瀬への規制が強化されたせいでしょうか。そう言えばこのところ、ヒュッテの前を通る沼山峠行きのバスもまずまずお客が乗っていますね。

■新潟側R352,6/12開通。(6/10)
予定通り、新潟側国道352は6/12、9am開通と決まりました。6/7の雨で土砂も出てまだ泥も少し残っているので滑りやすく、運転には気を付けて下さい。ヒュッテも同じく開業の運びとなります。でも時々仕入れ、修理用品購入などで空ける日もありますのでご容赦下さい。

■残雪はない。(6/9)
今日の燧ヶ岳です。もう残雪がありませんね。山がこんなですから沢もほとんど雪がない。本流も水量が少なくなっているのをご存じのようでけっこう釣り人も来ています。6/7の大雨で本流はやや多め。6/8から6/9朝まで降りましたが昼はよく晴れて強い陽射しです。この恵みの雨と日射で雑草はいっきに勢いづいています。なんかあっというまに50cmくらい伸びた気がします。


■まとまった雨。(6/7)
関東は梅雨入りですが新潟はまだなので、ヒュッテは少し雨模様でも小出に降りると蒸し暑い晴れでした。でも午後からくずれて雨。山に戻るとかなり土砂も出ていてかなりの強度の雨であったことがわかります。釣りシーズン始まって最初の大雨です。

■食堂改造中。(6/6)

まだまだ整備中です。今年はいろいろ大改造がありますよ。まずは食堂。赤いソファーはティファニーデザインでバカボンお気に入り(左)。入り口すぐにカウンター席作っています。緑を眺めながらお茶でもどうぞ(中)。奥右が深めの椅子席に替わります。机はまだ制作途中。これから天板つくります。丸くしようと思っています(右)。
今日、釣り人はけっこう出ていたようです。もう平水であることが皆に知れ渡ったのですね。新潟側の道は6/12開通ではないかとの噂があります。


■すでに平水。(6/4)
さて、いつもの大津岐橋からの写真です。ご覧のように水も澄んでほぼ平水。釣り人も数名いました。山菜も早いが川も早い。ただ、沢はあまり水がない。雪代がもうないのですから。湖はずっと満水です。
新潟側の道の開通が待たれますが、まだ情報は入っていません。


■快晴、やさしい風。(6/3)
ひとりでぼちぼち片づけを続けています。今日も快晴。ふと窓の外の目をやると、緑あふれる木々が風に揺れて波のよう。ちょうどBGMはJ・ジルベルトのWAVE(アルバムはAMOROSO)だった。
この詩は泣かせる・・・「教えてあげよう 目では見ることができないけれど、心だけが感じることのできることを 一番たせつなのは、やっぱり愛 一人では、幸せになれないのだよ 後は、海 君に教えてはあげられないもの 風が優しくやって来て、僕に囁く 最初、それは遠い街 次は、永遠の波止場 今なら、僕は感じる 沖で立ち上る波のことを 僕らが教えるのを忘れてしまった、星のことを 夜の帳の降る間 愛は驚きを運んでくる」


■船とバスは今日から。(6/1)
いつものように6/1に定期船と沼山峠行きのバスは開通しました。バスはがらがらですね。
4、5月と好天で気温も高く雪がはやく消えていましたが、このところも暖かく山菜はすべて一気に出てしまったようです。どのも家でも山菜取りに大忙し。でもいろいろな種類が一気に出てしまって、人手は限られているので収穫できる量は減ってしまうと嘆いていました。
新潟側R352は除雪はとうに終わっていますがまだ整備中です。来週あたりに開通ではないかと思っているのですがどうでしょう。でもそれから来ても山菜は終わっていますね。
ヒュッテ開業はもう少しお待ち下さい。ボイラーのパッキングを取り寄せ中で、まだ風呂に入れないのです。厨房もまだまだ整備中。

■雄志が集まって大掃除。(5/30)
常連さんなどが手伝いに来てくれて、熊の被害の大掃除です。丁度、日曜は快晴で気温もぐんぐん上がってきたので、ヒュッテの布団を干しました。いつもなら私1人で2日に分けて干すのですが、たくさんの助っ人で一気に並べ、実に爽快な眺めです。写真はS嬢が撮ってくれていました。


■ついに国道352、御池からさき開通。(5/20)

今日、御池から尾瀬口までの国道352が開通しました。左写真は御池の駐車場。銀山平ー尾瀬口はまだですので、福島側から入ってください。
ヒュッテを開けていますが、北側に若干の雪。熊に荒らされた1Fはこれから少しずつ掃除します。入ってまず最初にCDプレーヤーを設置。私より若い人なら納得だと思うのですが、人によってはなんで音楽なんか必要なのって思うかな。CDの入った箱を開けて上にあったのがドボルザークのチェロ協奏曲、ロストロポービッチです。かけたとたんヒュッテの惨状にあまりにぴったりのBGM。気を取り直してその下にあったショパンのピアノ協奏曲でやっと表の新緑がまぶしかったことを思い出す。ポゴレチのピアノは木々の緑に負けずに鮮烈で艶やか。
山の雪消えは早くなっていて、山菜はあっというまに終わるかも知れない。尾根の雪もかなり減っている。

■ヒュッテに行って来ました。(5/12)

船に乗せてもらい、ヒュッテまで行ってきました。船からの平ヶ岳はまだたっぷりの雪ですね。
トップ頁にあるようにヒュッテ北側に雪は残っていますが、周囲はほぼ消えています。水芭蕉も咲き始めていました。この数週間暖かく一気に雪が消えたそうです。例年より少し春が早いとのこと。右写真のように水槽に入る清水もセットしてきましたので、早めに山に入った方はご利用下さい。じつは昨年閉小屋後、熊に荒らされ、今年はその掃除から始まります。したがって開業がやや遅れることをお許し下さい。

■御池はこんな。(5/11)
御池からさきは通行止め。でも除雪は終了しているみたいです。5/20開通はほぼ大丈夫でしょう。私もそのころ入ります。


■まもなく準備をはじめます。(5/6)

左は石抱橋から、右はダムサイトの櫻。残った雪のなかで櫻は満開でした。

左は銀山平からの国道352入り口。小雪の昨年よりはやや雪があるが例年並み。昨年の4/29と同程度の残雪か。右はダム船着き場の工事の様子。今年水位を下げての発電機増設工事の関連か。尾瀬口行きの定期船は例年6/1開始。尾瀬口から沼山峠へのバスも同じ。



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