2004年8月

■風雨あり。(8/31,5am)
台風通過で昨夜から強風。雨は夜半からでそれほど強くはない。大雨を期待した方にはちょっと残念。

■オカリナの音。(8/29)
平ヶ岳登山の2組がいらっしゃいましたが、Kさんご夫婦は昨日来られて、やや風のある好天のなか、ふたりでオカリナの演奏。山にはオカリナがよく似合う。
そんな今日の午後、平ヶ岳登山口にふしぎな大型バス。なんと裏ルートから登ってこちらに降りるツアー客をまってエンジンをかけっぱなしでエアコンをかけています。3時過ぎにその大型バスが通行してはいけないR352を銀山平へ向かいました。ヒュッテ泊の正式ルートのお客さんは「裏口入学」みたいだと一言。山登りに大人数のツアーは似合わないよね、とセンスを疑っていました。金でなんでも解決するのが今の日本人。公の機関がほっぺたを札束(それも裏金)でたたいていた話しも知っています。オカリナの音できれいに掃除できたらいいのですが。

■2Fくつろぎスペースほぼ完成。(8/29,11am)
25号室跡のくつろぎスペース。2つめの長いすも出来てほぼ整いました。あとは照明をひとつふたつ作ります。


■最近の朝の音源。(8/29,8am)
昨年、朝はG・グールドのバッハが多かったのだが、今年はM・J・ピリスのモーツアルトが定番。だいたいソナタ8番ニ短調で始まるCD。今朝は晴れ間も覗きそうな明るめの曇り空。風のない緑に向かってドアと窓を開けてピリスをかけていると、ゴダールの「勝手にしやがれ」を思い出す。映画ではモーツアルトのクラリネット協奏曲が流れていた。たぶん演奏はウラッハ。ここでは隣に美女がいないと思っていたら、「私がいるでしょ」とバカボンがこちらを見ている。

■嘆きの「砂」。(8/29,7:30am)
定位置、大津岐橋からのショット。水澄んで水量少なし。そして下流をご覧下さい、昔の淵をご存じの方にはびっくりの光景ですね。あちこちに砂がたまり、まるで中流域の川のようです。なんとか台風の雨で砂が流れることを期待します。
まだ台風の影響はなく、昨日はすばらしい晴天で強風、今日は曇って風なしです。

■小白沢ヒュッテ、掲載されています。(8/27)
朝日新聞社刊「花の百名山 23」に小白沢ヒュッテが紹介されています。写真などこちらから提供したものです。自分の名前が出るとなんだか非力さに比して恥ずかしい思いもあります。記事を書いたかたもHPを観て、有象無象が酒を飲みに来る雰囲気の宿だと察しているかもしれませんね。

■ヴィンテージ勢揃い。(8/26)
アンニンゴの各ヴィンテージが勢揃いして量り売りしています。1998年については長期熟成したいので販売量は限られます。今年の750ml瓶詰めも販売中。3ヶ月くらいで飲めます。こちらは1500円。アンニンゴは1年置きに採れるので来年はないかも知れません。


■平ヶ岳遭難のこと。(8/25)
数日前から平ヶ岳で行方不明が出ているらしいことを知って驚いている。オリンピックでBSのニュース回数も減っていて知らなかった。すでに小出警察や消防などが捜索隊を送っているらしいのだが、鷹巣側の宿にはなんの連絡も問い合わせもない。平ヶ岳登山口近くの清四郎小屋でさえもである。以前にも中の岐側での事故の際、隠そうということがあったらしく、当然なにかやましいことがあると考えてしまう。下界でのニュースを知らないので、皆さんメールで教えてください。

■鷹巣の新・人気者。(8/25)
鷹巣に強力なバカボンのライバルが現れました。今年からヒュッテふらんどるに居る「花衣(かい)」ちゃん6ヶ月です。ご主人の煤孫さんの顔もゆるんでいますね。
雨は夜降っていましたが、もう上がっています。まだまだ砂がたまっていて釣り人泣かせ。


■久々の強雨。(8/24,2pm)
やっと降りました。2時前からシャワーです。たぶん前線の影響でしょうが、せっかくだから少し長く降ってほしい。そうすればたまった砂が少し流れて魚が登りやすくなる。とにかく河口は砂が三角州のようになって広がり、水が10cmほどの深さしかない。

■飯どころ発見。(8/24)

少し前にシルバーライン入り口近くに「囲炉裏じねん」という看板を発見して気になって何度か昼食に伺いました。山菜などじつに身体に良さそうな食事が美味しくいただけます。地場の食材をセンス良く食べさせてくれます。うちも見習いたいところが多い。場所はR352シルバーライン入り口から大湯側へほんの少しの所。ヒュッテからの帰りの昼食にお薦めです(025-795-2572,木休)。

■私も観ました。(8/23)
オリンピックで誰も来ないヒュッテ。きっと皆マラソンを観るだろうなと思いながら私もソファーに横になって毛布を掛けて観戦。なんだか今回はキャラクターが濃い。スタジオでのちいさな野口選手の優勝インタビューで腹話術の人形みたいと思ったし、36kmでリタイアしたラドクリフをみて出来損ないのサイボーグが油切れになったんだと考え、競技場に入ったところで野口に追いつきそうなヌデレバをみて「野口、うしろから黒いウルトラマンが迫っているぞ」と叫びたかった。日本の残り2名が優勝にせまれなかったのはキャラクターが薄いからしょうがないと思わせた。

■しとしと雨です。(8/23)
夜半からしとしと雨が続いています。本流の魚には恵みの雨。
湖はずっと低水位です。流木が無尽蔵に現れ、流木ファン(?)の皆様、拾うなら今ですね。

■トチミツ入荷しました。(8/22,5pm)
お問い合わせの多かった「トチミツ」(栃の花の蜂蜜)が本日入荷しました。予約受け付けます。昨年からの蜂蜜ブームのせいか仕入れ値が上がってしまいました。今回、1200gのものは2800円、500gのものは1250円で販売します。予約しておいて私が下山後、東京での受け取りも可能です。宅急便の場合は送料いただきます。


■本流、かなり水量が少ない。(8/22)
このところたいした雨もなく本流はかなり水位が下がっています。しかも澄み切って釣り人もお手上げ。

■仕込みが始まりました。(8/22,10am)
アンニンゴ酒の仕込みが始まりました。今年は古いビンテージのアンニンゴ酒をブレンドして長期保存用に詰め替えようと思います。その際、1998-2002ビンテージの酒を量り売りします。1gあたり若いもので2.5円、古いもので3.5円くらい。早い者勝ちですので、メールでご予約下さい。またいらっしゃるときに瓶をご用意下さい。こちらに適当なサイズのものがない場合が多いと思われます。

■オリンピックでヒュッテは閑散。(8/22)
静かな日曜です。下界はオリンピックで盛り上がって、こちらは平穏。武満徹の「森のなかで」がじつにしみいる朝になっています。このギター曲は武満が亡くなる直前の曲なんですね。曇って薄暗い食堂がまるで礼拝堂にでもなったよう。バカボンも神妙に聞き入って(?)います。

■季節が早い。(8/21,9pm)
左の写真でぴんときた方、かなりの常連です。アンニンゴが今年は豊作でしかも早い。今採り頃を少し過ぎていて、来週末があやういくらいです。どうしても欲しい方は来週半ばに来るか、こちらに収穫を依頼してください。右写真はソバ畑、こちらも早くてすでに開花しています。いつもの見頃より1週間以上はやいですね。
<釣り>人はじつに少ない。キャンプの方も本流はもう一つのようでした。昨日ヒュッテによって釣り券を買ったお二人が今日もいらして、昨日S沢で39cmをあげたと嬉しそう。今日はK沢でしょうか。今年は沢に入っている人数が極端に少ないので、大物もかなり残っていると思われます。

■ぶるぶるっ。(8/21)
冷えました。6:30でなんと 9.5度。 試運転もあって、たまらずストーブを炊きました。そうそう、アンニンゴは今年は早く、もうほぼ終わりです。今日いそいで収穫したいと思います。昨年全滅だったので今年のアンニンゴは貴重です。

■風雨少しあり。(8/20,10am)
9時ころ強風が吹いて横殴りの雨も少しありました。少し魚が動くかも知れませんね。

■雨わずか。(8/20,7am)
台風がらみの雨を期待した釣り人にはやや不満。早朝に少し降りましたが、さっき晴れ間も覗いてきました。

■残り物攻撃。(8/19,7pm)
ちょっと暑いなか、静かになったヒュッテでバカボンはでろでろ(写真左)。今晩はキャンプに1人だけ。残り物で作った豆のカレーはキャンプのAさんにもお裾分け。お口に合いますでしょうか。私は昨年残った熟成したグースで一杯。グースの酸味は古漬けの漬け物と一緒といつも説明していますが分かるかな。

■晴れたら・・・。(8/19)
晴れたら何するかって。当たり前ですが、布団を干して洗濯。従業員部屋も模様替えしました。今日はすごい快晴。写真のように山際まで真っ青です。ここでも少し暑いので、下界はつらい暑さでしょう。いつものローバーのワゴンで釣りに来たAさんはあまりの天気の良さに「釣りになりません」とぼやいてテントを張っていました。

■小学生合宿終了。(8/18)
8/14-18の合宿が終了。8/17夜、前線が通過して雨が降りましたが、他はほぼ好天でした。涼しいなか、勉強もびっしりの合宿でしたが、カヌーに花火に尾瀬に、そして満天の星空も堪能されたと思います。朝の船でずっと手を振りながら子供達が帰って、また静かなヒュッテにもどっています。子供が苦手なバカボンもやっとのびのび。

■野菜たっぷり。(8/12)
常連のOさんから沢山の野菜をいただきました。最近は自家農園に凝っているOさんですから、トマトなどイタリアからの種で作っているそうです。ズッキーニの入ったヒュッテの新メニューもOさんからいただいたのをきっかけに誕生しました。さて、しばらくは色々楽しめそうです。
昨日くらいから、車の通りは少しでてきました。釣り人もぼちぼりいますが、本流は完全に澄んでしまっていますね。しばらく誰も入らなかった沢の奥ははたしていかがでしょう。大津岐の道が落ちているのはみなさんつらいでしょうね。回り道するとえらく時間がかかるし、道路も悪いし。

■冷えた〜。(8/11)
昨夜すばらしい星空でしたから翌朝は冷えると思っていましたが、ここまで寒いとは。なんと6時で 11.5度 。これからキャンプにいらっしゃる方はお気を付け下さい。平ヶ岳で泊まったひとはどんな寒さにふるえているでしょう。さて、今夜はペルセウス流星群のはずですよね。

■40cm釣れてにこにこ。(8/10)
ファルトのカヌーを積んでいらしたSさんご夫妻は最終日に40cm岩魚を本流であげてご満悦。微妙な天候が続いていた数日でした。昨日濁った本流は今朝がいいタイミングだったようです。夕方には澄んでいます。今夜は星空、銀河も見えます。明日帰られるキャンプのご家族もようやく清々しい夜を迎えています。
先日、平ヶ岳登山後泊まって大酒飲んでいただいたSさんからメールが届き、楽しい山行きのHPにヒュッテが出てきます。 <→旅行記集→040731 走れメロス 平ヶ岳紀行>

■梅雨のような雨。(8/9)
午前は晴れて午後から雨か雷雨というパターンが数日続いていたのですが、今日は昼頃から降ったり止んだりの梅雨のような天候です。キャンプの家族連れがちょっとかわいそう。カヌーの若者は濡れながらも片貝へ。

■尾瀬のちんけな情報操作。(8/8)
平ヶ岳HPを主催するHさんが平ヶ岳からの帰りにヒュッテに寄ってくださいました。たっぷり小白沢の湧き水をお持ち帰られました。そして尾瀬の話を伺ったのです。今年の尾瀬のニッコウキスゲは霜の影響でほぼ全滅で、たくさんの方が知って居ることなのですが、あちこちの尾瀬関連HPを観てもまったく今年のニッコウキスゲがダメだったということや、ダメだろうという話が載っていない。つまり最大のかき入れ時のニッコウキスゲについてはマイナスの情報は載せないことにしているようなのです。商売のじゃまになる情報は載せないというのが理由でしょうがまことにおろか。詐欺師小泉が支持されたことに習ってはずかしい日本人が増殖してしまったのでしょう。まだ40%もいる恥知らずの日本人は三条の滝から突き落としてやりましょう。

■これでどうだ!。(8/5)
またまた作りました。デッキよこに白いパラソル。これでリゾート気分いっぱいでしょうか。似合うひとはほとんど来ないとは思いますが、最初にここでシャンパンでも飲るのはだれでしょう。今日来る東京の同居人は、もっとくつろいだ椅子も作れと言うでしょうね。今年の私は家具職人のようです。
最近夕立が無く、釣り人にはものたりない天気です。


■うす曇り。(8/4)
朝から日差しはあるがたまに曇る。昨日の暑さはないでしょう。昨晩、河原に泊の3人がヒュッテのBarに寄ってくれました。ロッシュフォルトをご存じでした。まだ若い3人ですが、もう14年もここに通い続けているということ。丁度、アジアカップの準決勝、ひやひやする試合を4人で観ながら最後は皆で「やったー」と歓声。
先日、このページにコーヒー豆が足りない旨書いたら、常連の方がさっそく買ってきてくれました。ありがたい事です。客がないので、毎朝一人カフェオレを堪能している私です。今度はチーズ(ミモレット、オッソイラティ、コンテ)が足りない。近日来る新宿の同居人に頼みたいところです。

■大津岐情報。(8/3)
写真左は大津岐橋からの只見川本流。まったく澄んでいます。ここから発電所前までは通行止めです。3kmの間に数カ所湖に道が落ちていてかなり危険です(写真右)。R352から大津岐へぬける迂回林道の通行止めは解除のようです。ヘリポート上の入り口から赤岩高山手前の峠まではあまり荒れては居ません。その先、大津岐川までがかなり荒れています。普通車はやめたほうがいいでしょうね。

■きみの負けだ!(8/2)
今日は山もかなり暑い。仕入れなどで小出に降りるのだが、雨続きで走れなかったオープンカーのエンジンに火を入れる。日差しはすごいが、幌は開けて峠道へ向かう。このところ平日はほとんど車の通りがない。もう銀山平も近いところで赤いユーノスとすれ違う。奴は幌を閉めたまま。「勝った」と子供のように笑う。そのままトンネルもオープンで突っ走る。ここは18度と寒いくらい。下界は異常な暑さだが、これもオープンで。温度計は38度を示しているがかなり乾燥していて風があればなんとかしのげる。
薄暮の中、帰途についたがTシャツ1枚で今度は寒い。トンネルからは人に見えないので膝掛けを首にまいて走る。今夜も狐に2回会ってヒュッテに着いた。
道路は路面に砂が残っているくらいでまったく問題ないのですが、崩落箇所はそのままなので、次の雨のときの再度の土砂流出は懸念されます。山仕事のYさんが「今年はなにがあるかわからんぞ」と言っていました。皆さん常に的確な状況判断を心がけてください。

■ホップ・ステップ・ジャンプ。(8/1)
これまで何度か釣りに挑戦しているOさん。なんとまったくの坊主でしたが今回やりました。まずハヤを上げ、次にめざしのような岩魚、そして最終日についにいい型の綺麗なヤマメを釣り上げました。ヤマメは私が塩焼きでいただきました。ごちそうさまでした。この日、ヒルバハウスでは放流会。また大きくなって岩魚たちが帰ってくることを祈ります。






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